イベントレポート

男性にも響いた!?『マーケティング恋愛4.0』出版記念セミナーイベントレポート

MOMOKO
MOMOKO
こんにちは、中里桃子です。

2019年6月12日に『マーケティング恋愛4.0 1ヵ月でプロポーズさせた、私の戦略と軌跡』が発売となりました。

その出版を記念しまして、先日ドクラボというコミュニティで出版記念セミナーを開催させていただきました。

そちらの様子をイベントレポートにまとめました。

改めて、自己紹介

私、中里桃子は株式会社女子マネというコミュニティ運営の会社を運営して3年目になります。

オンラインサロン関連の本を2冊と『好きなことで無理なく毎月10万円稼ぐ方法』など共著も含めて出させていただいるのですが、今回はまったく畑違いなジャンルでの出版です。

MOMOKO
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本業はコミュニティ関連で、恋愛関連のプロではありません。

ただ、仕事でマーケティングや顧客管理、営業などをずっとやってきたので、どうやってクロージングするかなど婚活に活かすことができました。

Photo by Chikako Terada

2017年の年末、その年の6月から結婚を視野に入れてお付き合いをしていた男性(婚活サイトで知り合った人)に、「やpっぱり結婚を考えられないから別れよう」と言われましたΣ( ̄ロ ̄lll)

…が、持ち前のコミュ力とコーチング力で、すぐには別れずに、
マーケティングスキルを駆使して結婚まで持ち込んでみようと権謀術数を使って結婚に向かってコマをすすめてみました。(私の側だけの想いですw)

コミュニケーションを工夫したり、仕込みや段取りで、
なんと1ヶ月で、彼のご両親に関西までご挨拶に行くというところまでぶりかえしたんですよ。

MOMOKO
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「別れよう」から両親ご挨拶って、すごくないですか?(笑)

2018年の3月頭にご両親にもお会いして、彼から「付き合っている人です」と挨拶をしてもらったのですが、
「結婚するのか?」と父親に聞かれた時に、彼は「YES」と答えられなくて…( ;^ω^)
3月末に彼に再び「結婚は考えられない」と、もう一回振られました。

そこで私は、嫌がる男性を結婚まで持ち込む工程、心理的ハードルを越えさせる手練手管を洗い出してベルトコンベヤーに乗せた結果…

MOMOKO
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結婚までのプロセスには、プロポーズに憧れていた時には見えない、膨大な前工程・後工程、多くのタスクがある

と実感しました。

別れたがっていた彼とコミュニケーションを取りながら、少しずつYESをとりながら進めていくことで、(彼の意志に反して)ご挨拶まではいけたのですが、、、
結局、私が全てお膳立てして、親のところに連れていく…!みたいなのにめちゃくちゃ疲れてしまいました。(そりゃそうだろうよ!!)

これが結婚後もずっと続くとしたら、、、、これ、地獄だなと。

家庭での問題をすべて自分で段取りして解決しないといけない、なんというか、一応仕事はしてるかもしれないけど、夫婦生活において課題解決に非協力的な、いわば”精神的なニート”を一生抱え込むようなものだと気付いた訳です。(私のばかばか!)

何が悪かったんだろう・・・じっと手を見て考えた。

そして振り返ってみると、私が30歳から結婚を意識して付き合った男たちは、
軒並み「未婚」だったわけです。(2019年6月現在調査)

あぁ、これはアレだ…と気がつきました。

私は人材業界の経験が長く、新卒で入った会社で採用の仕事していたのですが、その時に得たキーワードが婚活にも通じています。

MOMOKO
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採用の失敗は教育では取り戻せない!

つまり、

「誰と付き合うか(採用)」というところが間違っていたら、

  • 結婚
  • 結婚した後の夫婦生活の楽さ・穏やかさ
  • 家事を協力してくれるか
  • 子作りに協力的か?

などそういうものすべてが、
付き合った後(教育)でどうこうできるようなものではない。

というのを痛感した2018年3月28日でした。

そこで別れて、一日めちゃめちゃ凹みました。
別れたことではなく、

MOMOKO
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何でこの労力を仕事に使わなかったんだろう。。って

彼と付き合っていた間、1冊目の著書『副業・人脈・好きなこと 人生が変わる「オンラインサロン」超活用術』の執筆が全く進んでいなかったのですが、その人と別れた翌日から書くスピードが上がって、1か月くらいで書き上げることができました。

その男性と別れたあとの、生産性の爆上がりっぷりが恐ろしかったです。

私の婚活遍歴

そんなことがあって、

いかに、付き合う相手をちゃんと選ぶか

その大事さを痛感しました。

会社を立ち上げたり、周りの人には結婚願望が無いと思われていたかもしれません、私は結婚したかったです。

そこで、マーケティング好きな私は、まず自分の過去の恋愛遍歴を振り返り分析しました。
(はじめて付き合った人から並べています↓)

私の恋愛遍歴
  • 3つ年下のプロボクサー
  • 2つ年上のエンジニア
  • けっこう年上のコンサル
  • 12歳年上のフリーランス
  • 8つ年上の会社役員
  • 2つ年下の会社員

途中からヒモっぽくなった最初の彼氏から、最近に至るまで、全部が全部未婚だったので衝撃を受けました。

1番最後に付き合った人は、本にも

MOMOKO
MOMOKO
こいつのここがダメだ

って結構書いてあります(笑)

スペック的にはすばらしいし、見た目も良くて好みのタイプだったんですけど、付き合いはじめからダメパターンでした。

その辺を今日お伝えしたいと思います。

私の婚活ルーチン(失敗例)

歴代の彼氏とどういう一年を過ごしているかというと、毎年ルーチンがあります。

MOMOKO
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だいたい3,4月に付き合い始めます。
3月・4月

お付き合い開始

5月

デート

6月

誕生月なので、お付き合いできそうな人に祝ってもらったり、付き合っている人にデートで祝ってもらう

8月

お盆休みくらいに結婚の話をゆっくりしたり、今後どうする?みたいな話をします。
ここでいろいろ話をした後、相手の気持ちをちょっと確かめるテストクロージング的なことを3回くらいはさみます。

テストクロージング(テストクローズ)とは?

テストクロージング(テストクローズ)とは、一般的に、
「商談の途中で、お客様が買いたい気持ちになっているかを確認する」行為と考えられています。
「商談の途中で、トークを先に進めて良いかどうかを確認する行為」です。

引用元:「テストクロージングで成約率2倍!トップセールスが使っている5つのコツ」ミリオンセールスアカデミー

11月

私の地元の佐賀県の唐津というところで“唐津くんち”という大きいお祭りがあります。
卒業してから一回も観に行っていないんですけど、結婚の話をしたときに、

MOMOKO
MOMOKO
これを観に行きたいから一緒に実家に行こうよ!

みたいな話を毎回持ち出します。
(これが成功した人はいません。今の夫は1ヵ月で婚約したので、唐津くんちは観に行ってませんがw)

こんな感じで

MOMOKO
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ちょっと旅行がてらに行って見ない?

と言って、ここで「うん」と言わなければ結婚したくない人なんだって分かります。

12月・1月

このへんもテストクロージングで、年末年始で親に挨拶に行ったり、結婚を考えているのなら一緒に過ごすはずでしょう。。。?

でも、だいたいこの辺から、「俺は一人で過ごしたい」とか「友達と旅行が~」というマイプランを優先されて、私はモヤモヤして年末年始を過ごしてきました。

2月・3月

やっぱり、年末年始を一緒に過ごさなかった人とは、結婚の意思が無いなと判断して別れることになります。

一番最初の彼氏は「働かないからヤバい」と思って追い出して別れたのですが(笑)、
それ以降の人はだいたいこのパターンで、年末年始にある程度の白黒がついていました。

去年の3月28日に別れた後、4月の半ばごろにペアーズに登録するまでの間、このように帰納法的結論に至ったのです。

それで、私の何が悪かったか、というのをプロセスから全部を振り返って実践したことを、婚活本にまとめたのがこちらの一冊です。

また、12年位前から今まで付き合ってきた人たちの現在を追いかけてみたんですよ。

MOMOKO
MOMOKO
そのうち結婚してた人は「ゼロ」でした!

誰も結婚してなくてすごいびっくりでした。
私だからダメだったというわけではないと思って、ちょっとホッとしました。

このルーチンは鉄板だと思ってましたが
人選がダメなら結果も当然ダメなのです。

採用の失敗は、教育では取り戻せない

振り返り後、戦略を立て直して結婚することができました。

本書出版の経緯と編集担当者さんのコメント

突然ですが、

MOMOKO
MOMOKO
私は、人の恋愛相談に乗るのも全然興味がないし、
人の恋バナも全く聞きたくない。

という人間です。
だから、絶対にこの恋愛や婚活の界隈で何かを発信することは一生ないな!って思っていました。

でも、今年の2月に結婚してから、結構な割合で同い年くらいの起業仲間の友達やアラサー女子から、

友人
友人
どうやって結婚したの?

と聞かれました。

割と仲の良い子がすごく真剣にきいてくれたので、その子のために
「こういう準備をしてこんな段取りで結婚した」というA4で6枚以上のレポートを作り、グーグルドキュメントにまとめて、何人かに送り返していました。

その後も問い合わせが多かったので、
結婚式がひと段落した後に、ライターに外注してブログにしました↓

出会いから1ヶ月でスピード婚した私の婚活レポート2019年2月23日、じぶんの結婚パーティーを開催させていただきました。 その結婚パーティーで、100人の前で「アプリで結婚しまし...

この記事をSNSでシェアしたら、20人以上がコメント付きでシェアしてくれて、さらにその結果、この本の編集担当さんから連絡をもらい、

編集者さん
編集者さん
ぜひ本にしませんか?

と言っていただいたのです。
「はい、ぜひ~^^」と軽やかにお返事をしたところ、なんと1週間後に企画が通過して出版が決定してしまったのでした。

本当に、私は恋愛カウンセラーでもないし、恋愛ビジネスをする気もないのに本が出せたということについて、何が新しかったのかという視点について、これまで恋愛系の本をたくさん担当されてきた編集者のTさんにお話していただきました。

Photo by Chikako Terada

 

私はこれまでたくさんの恋愛書の編集を担当してきました。

結婚したいと思っている女性は結構いらして、恋愛のステップを踏んだ先に結婚を考えられる男性と結ばれたいという需要はたくさんあります。

ただ、世に出ている出ている恋愛本・婚活本は、依存的というか、男性によりかかってしまう女性向けの本がすごく多いです。

でも、仕事をがんばっていて、理論的に物事を考えられる方で、恋愛もしたいと思っている方もいっぱいいらして、そういう人向けの本を担当したいと思っていました。

中里さんのレポートを見て、マーケティングの手法を使ってらしたので、仕事を頑張っている女性に響くのではと思い、お声掛けしました。

恋愛書だと自分の気持ちをコントロールする方法や男性を落とすテクニックが中心になるものが多いのですが、中里さんの場合は、
「自分を客観視して、自分をどのように売り出すか」
という、万人に使えるテクニック・考え方だなと思いました。

恋愛のプロフェッショナルが書いたノウハウだと結構難しそうなものが多いので、中里さんんおやり方だったらいろんな人に使ってもらえるのではと感じました。

世にある恋愛・婚活本は、捕まえたい男性をどう付き合うかみたいものが多いのですが、
私が一番敗因だと思ったのが、【採用の失敗は教育では取り戻せない】というところでした。

もともとの人間性や持っている結婚観や男女間のズレは後から取り戻せないというところをあんまりアプローチしている本がなかったので、そんな切り口でまとめました。

婚活本のポジショニングマップ

婚活本を作るときに、ポジショニングを整理してみました

分析してみると、世の中に出てる本はほとんどこのような本でした。

◆男性が書いた「こんな女が可愛い」的な男性都合なもの
◆魔性の女や可愛い女が書いた「こんなテクニックが効くよ」という美人向けの本
◆愛され妻(彼女)になりましょうという「私愛されてます系自慢本」

MOMOKO
MOMOKO
私の個人的な嫉妬心が多分に含まれている表現ですw

かわいさを売りにする再現性のない感情的な方法に、私は納得ができず受け入れられませんでした。

合理性を追求した切り口は男性向けでは、トロフィーワイフみたいなものや、いかにナンパして落とすかみたい本はありますが、女性で合理的に書いているものはないなと思い、そのポジションで執筆しました。

私が結婚しようと思った理由

33,34歳の頃の私は「子どもはいつかね〜」ってくらいに思ってました。

私が何で結婚しようと思ったかと言うと、ドクラボの創始者である木下俊之さんの赤ちゃんがめちゃめちゃかわいかったからです(笑)

木下さんの奥さんも起業をされていて、当時、奥さんの会社に週一でお手伝いに行っていました。
奥さんは6か月後くらいから赤ちゃんを連れてくるようになって、そこから一年くらい、その子どもが成長する様子を週1回ずっと見ていたら

MOMOKO
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・・・か、かわいすぎる♡♡♡

Facebookで画像がアップされていたら画像を保存して、その子の専用のフォルダを作っていたりして、だんだん「子どもがほしい」って思うようになりました。

でも、わたしが元カレと別れたのが、あと3ヶ月で36歳になる年でリミットがギリギリだったんです。

MOMOKO
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なんてことをしてくれたんだー!!!

と思いながら、結婚しようと思って本格的に動き出しました。

結婚相手に求めることを整理してみた

結婚をするために、もう一回振り返ろうと思いました。

ペアーズや婚活サイトなどで毎年3,4月頃に彼氏は見つけられることはできましたが、
前プロセスを検証していなかったので、ビジネスと置き換えてみました。

相手選びに関しては、それまですごく感情論でやってきていたので、その前段階の相手のプロファイリングにかなりプロセスをいれました。

漫画提供:しまだあやさん

仕事の目標達成に必要なことは、まずゴールを明確にして、ゴールに至るまでのプロセスを作成して最適化することです。

そして、普通の仕事では、特に経験が浅かったら周りの人にチェックしてもらいますよね?

MOMOKO
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でも、恋愛のことになるとチェックを怠っていませんか?

なので、私はガチでやろうと思い、婚活コンサルタントにお願いしたり、カウンセリングを受けたり、手相占いの人に会ったり、いろんなことをしました。

結婚における目標達成の3ステップ

結婚における目標達成の3ステップはこちらです。

結婚における目標達成の3ステップ

1.思い描くゴール(理想の結婚)を確認する
2.ゴールに至るまでのプロセスとなる相手選びが適正か確認
3.自分の考えが正しいか確認

このように「理想の結婚」に向けて目標設定をしていきました。
先ほどの木下さんの奥さんや既婚の友人らにも相談に乗ってもらいました。

漫画提供:しまだあやさん

結婚相手にのぞむことって何ですか?

「結婚相手にのぞむこと」は人によってかなり違うと思います。

ということでワークとして、チームに分かれて「結婚相手にのぞむこと3つ」を話してもらい、それぞれのグループに代表の方に発表してもらいました。

どんな意見が出たのかを幾つかご紹介したいと思います。

普段から価値観があう、笑顔でいてほしい、古典的ですが料理が上手。
共通したのは、1つ目は食べ物が合うかどうか。2つ目はお金。金銭感覚とか収入とかシビアなので。
後は、話し合える。かわいい子がいい、とか

食べ物の件はうちの夫が相手を探す時に、彼も九州出身で、名古屋の人の赤みそがあわないから名古屋の人には連絡しなかったと言っていました。笑

容姿、共感、親しみ、信用、あと頭の回転の早さ、癒される、清潔さ、経済力。

婚活のプロフィールも、ビジネス文書みたいに【 】テーマをくくって書いたり、好きな本のAmazonのURLを書いていて、夫は賢そうって思ったっと言ってくれました。

一緒に時間を共有したいという人もいれば、逆にお互い自由がいいから尊重しあえる人、一緒に楽しみたい人もいました。
  • 仲がいいからこそ一緒にいたいという人
  • 仲がいいから一緒にいなくて大丈夫な人

両方の意見がありますね。

ちなみに私は空気のような人がいいです。
ひとり家にいるときにワイワイしゃべりすぎない人で静かな人。

自立していて自分の力で生きていける。結婚しなくてもいい人。解散だって言ったら解散しようってできる人。
僕は平日一緒に住んでいなくてもいいです。別に週末とか会えるじゃん、っていう。

そういうカップルはNHKでも取材されていましたね。
最近多いかもしれないです。わたしも昔はそういうタイプでした。
ひとりでも生きていけるし、家で仕事したいからあんまり喋んないでほしいし。

でも、木下さんのお子さんを見て「子どもがほしい」と思ったり、家事や育児を協力してくれる人がいいな、と考えが変わりました。

結婚して一番嬉しかったのが、生命保険の受取人をお母さんからわたしの名前に変えてくれた時でした。
一生わたしのことを守るつもりでいてくれているんだなって

わたしたち3人は独身なんですけど、居心地の良さ、包容力、仕事を頑張っている、子どもが好きとか。

この後、「私が結婚相手にのぞむ3つのこと」をお伝えしますが、正解不正解はなくて、一案で私の考え方です。

私が結婚相手にのぞむ3つのこと

意見で出たように、私も趣味が合うとかも大事だと思っていたのですが、

MOMOKO
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  • スピード婚したい
  • 結婚後も仕事を続けたい

というのがあったので、そこに協力的な人がいいと思ってました。

今まで付き合っていた人は、付き合っている間に「彼がどう思うだろう」って余計なことをずーっと考えさせられていて、仕事の効率がめっちゃ落ちていました。

結果論ですけど、今の夫と結婚して売り上げが倍になったんですよ。
そのくらい無駄なことを考えてなくて、すごくいい夫だなって思ってます。

 

 【私が結婚相手にのぞむこと】

  1. 親との関係が良い
  2. ちゃんと働いている
  3. 結婚の意志がある

1.親との関係が良い

スピード婚と結婚に協力的だというところをどういうところで決めたかというと、
まず「親との関係が良いかどうか」

なぜ、親が関係があるのかと言うと、

今までの彼を分析してみると、
親との関係が微妙な人や
親の夫婦関係を肯定的に見ていない男の人ばかりでした。

結婚の一番のロールモデルになりやすい“自分の両親”がいい結婚をしていると思えていないということは、自分が結婚した時に作る家庭のイメージが湧いていないと判断しました。

予習が終わっていないというか、失敗例しか見えていない状態です。

MOMOKO
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結婚に関しての「ロールモデル」や「理想像」を練り繰り上げられていない人は結婚を早めに決意できるはずがない。

だから、初めて会ったときに、ご両親との関係やどういうご夫婦なのかを絶対に聞いていました。

今の夫はご両親が仲が良いです。夫婦のイメージに確信を持っているなと感じました。

2.ちゃんと働いている

2つ目は「ちゃんと働いている」です。

プー太郎やヒモじゃないとか、夢を追いかけている途中でお金が不安定じゃないとか、
そういう状態だと家庭を持つのは難しいですよね。

わたしが働いているといっても、ヒモになるつもりのない男性はちゃんと自分で家庭を賄いたいと思っているはずです。

Photo by Chikako Terada

「ちゃんと働いている」ということは、アイデンティティが一致していたり、自尊心を持てている、ということに繋がると考えます

元カレは転職している人だったのですが、転職するたびに新しい会社でポジションを取るのの精神不安定になって結婚どころじゃないって感じだったんです。

今の夫はメーカーに勤めて1回も転職はせず、仕事に関しては落ち着いています。

3.結婚の意思がある

3つ目は、「結婚の意志がある」

婚活サイトで出会い「結婚するつもりありますか?」と聞いた時に、

MOMOKO
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「結婚の意思があります」と言われただけで安心してはダメです。

そもそも「結婚の意志がある」とは、どういうことなのかと言うと、

「結婚の意志がある」とは、
彼の周りの友達がみんな結婚をしていて、
自分も結婚をしなきゃいけないというプレッシャーを感じているような状態。

SNSをやりすぎている男性は、結婚しなくても人生楽しんでいる自分と同じくらいか、ちょっと上の人がいたら、「わざわざ今しなくてもいいや」って思ってしまいます。

私は結婚以外のチャラチャラした違う選択肢が見えていない人にしようと思ってました。
SNSをあんまりやっていないとか、周りの友達と仲良くて、
みんな結婚しているとか。

初めて彼の母親に会ったときに、「藤棚を見せてほしい」と言われて車に乗りました。
そうしたら、「縁結びの神社」にだまし討ちで連れていかれた、というエピソードがあります。

MOMOKO
MOMOKO
こんなにお母さんも息子に結婚してほしいって思っているんだ

と感じて、いいなって思いました。

ロールモデルとスピード婚の方程式

仕事で考えると、「未知の仕事」を「全くよくわからない相手」と何かしても失敗しそうじゃないですか?

逆に「良く知っている仕事」で「よく知っている仲間」だったら当然できそうだって思えますよね?

「未知の仕事」か「既知の仕事」かどうかを“結婚”に当てはめると
親の結婚というロールモデルで、

  • 結婚はこういうものがいいな
  • こうすれば自分が夫婦生活で相手を幸せにできるな

など思えているかどうかなんですよ。

このような新しいことに取り組むときの仕事の心理を「婚活」にあてはめると、

結婚が「ロールモデルで予習できている領域」になっていて、かつ、

(結婚経験はないけれど)
「私はこういう人です、という情報をわかりやすくどんどん出してくれる相手」
だったらチャレンジできそうと思えて

➡︎ 【スピード婚ができる確率が高い】

と思ったわけです。

こんな視点で相手を選びました。
その後の条件として、居心地が良いかとか趣味や価値観が合うとかも、あるっちゃあるなって思いました。

また、他にデートができる人や結婚しなくても楽しんでいる先輩がたくさんいたり、
その人に対してちょっといいなと思っていたり、
そういう生活環境になってしまうと結婚をそんなに決める理由がないじゃないですか。

だからその選択肢のない人にしました。

彼が研究職だったんですけど、「Facebookやっていますか?」って聞いたら、

夫
いつも地下室で研究しているからインターネットが届かないんだよ

って言ってて、「最高だな」って思って付き合い始めました。

結婚のROI(投資利益率)の高さ

男の人も結婚したい人や付き合っている彼女がいるとお金がかかるし、時間も獲られて、大変じゃないですか。

私は、結婚のROI(投資利益率)を計算してみました。

  ROI《return on investment》

投資額に対し、一定期間に稼いだ収益の割合。
企業の収益性を測る指標の一つで、数字が大きければ収益性が高くなる。

出典 小学館 デジタル大辞泉について

わたしの周りで仕事を頑張っている女性って、婚活のために美容院で髪型をキレイにしたり、美容にお金をかけたり、「そんなふうに投資して何になるんだろう?」って思いがちです。

仕事を頑張ることはいいんだれど、例えば、「資格の取得とか仕事に没頭するとかで上がれる年収はいくらくらいなんですか?」ってことなんですよ。

今回わたしが婚活関連で使った総額は100万円くらい。
(コンサル:30万くらい、美容皮膚科:20万くらい、ダイエット:10〜15万 etc)

私が、結婚してどんな経済的メリットがあったかというと、生活費もろもろ折半で、貯金できる金額は倍になりました。
預貯金、夫の貯金が多かったので結果として世帯主の貯金額が数倍になりました。

実際に本気で婚活したのは3か月で預貯金が5倍以上になったんですね。

MOMOKO
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この増え方、やり手の投資家とかでもなかなかなくないですか?

一人暮らしから二人暮らしになって生活費のコストが1.3倍くらいに落ち着いたし、
変な恋愛をしていて精神をリカバリーするためのマッサージや物欲で解消していたものがほぼなくなったので、お金すごい溜まっているんですよね(笑)

仕事頑張っている人ほど余計なところに心を乱されるよりも、今付き合っている人がうまく進んでくれないと思ったらスパッと別れていいんじゃないかと思います。

「採用の失敗は教育では取り戻せない」ので、別れてゼロベースでやり直したほうが結婚は早いと思います。

結婚で狙うべき相手とは?(ターゲッティング)

マーケティング的に誰を狙うべきかというのを考え、マトリクスを作りました。

縦軸が「モテ度」が高い人・低い人。横軸が「自己評価」で自分への自信が高い人・低い人。

当然コミュ力・モテ度が高くて自分に自信がある人がモテるんですよ。でもすごい激戦区です。

自分に自信が無いけどコミュニケーション力だけ高い男の人もいて、直近の元カレがそうでした。
恋愛で癒されたいとか恋愛で気晴らししたいとかそういう人で、
いつまでも自信がないし、私のところで癒されてまた外の世界に行って遊びに行くみたいな感じになっていました。

だから私は、

MOMOKO
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自己評価が高くて、仕事もちゃんとしてて、しっかりしているんだけどモテないという男性をターゲットにしよう!

と思いました。 

後でご紹介する「婚活の鬼十則」の中に、「好みじゃない男とデートしろ」みたいなのがあります。

好みじゃない男の人にこそ、今まで見つけられなかったいい出会いがある。

私はこのマトリクスを書いて、ペアーズに登録して、女性からのいいねが多いとかコミュ力高そうとか顔がすごくいいとか、そういう人をはじきました。

私のターゲット:ちゃんと働いているけど女生徒の接点がなくてモテてない人

私の見せかた(プロフ写真)

ペアーズのプロフィール写真には

  • 仕事でちゃんとしている写真
  • 料理しているあざとい写真
  • アプリでちょっと盛った写真
  • キックボクシング
  • 一面の本棚

など、次のような幅のある写真を入れました。

ちょっと柔らかいこと書いたらいっぱいいいねが来て「私まだまだいける」って思いたい気持ちがあって柔らかいプロフィールを書いていたこともありました。

でも、実際に会ったら、自分ってさばさばしているし、決断が遅い男は嫌だし、社長ですよみたいに言っちゃいます。

広い母集団からスクリーニングするのがめっちゃ大変なので、最初から、仕事の厳しさやダメな所とか全部を書いて、「質のいい母集団の中から、少ないいい人に来てもらう」という戦略をとりました。

MOMOKO
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これも求人広告には鉄則です!

なので、

  • 「私の価値観を表す本はこれです」
  • 「好きなパートナーシップのスタイルはこれです」

というようなことを書いたり、URLを貼って、大変面倒くさい女にしました。

でも、その気になってくれる人はその本を読んだ上で連絡くれたりとか、
課題図書を渡したときにちゃんとそれを読んでくれた人もいました。

MOMOKO
MOMOKO
間口を広げるんじゃなくて、本当の自分の思いを書いて絞り込むのがおすすめです。

スプレッドシートで顧客管理

スピード婚したいと思った時から専用のスプレッドシートを作り、
やり取りの開始日から、初回のお誘いの締切日を2週間に設定して、自動的に14日後(締切日)が計算されるようにしていました。

そうしないと、やり取りがたくさん続いていた時にまだモテていると思って安心してしまうからです。

また、男の人はその気だったらちゃんと言ってくれるのと、そのぐらい行動が早い男でないとスピード婚できないです。

私は、今まで結婚できていない褒め力の低いモテていない人を狙ってるので、

MOMOKO
MOMOKO
基本メールのやりとりがすごい楽しいわけがないです。

メールで好きにさせてくれる男は遊び人か既婚者と判断して、
「メールは好きになれないけど、1回ちゃんと時間を作ってくれる男の人」をターゲットにして、マッチングしたらまず会う、という風にしていました。

でも、基本は自分からは言わずに、どうしても気になる人がいたら1週間以内に自分から連絡して会ってみましょう。

また、ペアーズのプロフィール欄から得られる、

  • 年収
  • 結婚の意志
  • 血液型
  • 業種趣味

なども抜き出してスプレッドシートに入れて、期日を超える人は、相手にキープされている状態になので、「自分はその人にとってのリカバリー要員なんだな」と思って切っていました。

MOMOKO
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ポイントは「情が沸く前に断つ」

なぜなら、何回か会っていたり、気に入った人がいると、ついその人の変なところを正当化したくなっちゃうんですよ。

でもデータとして「14日以内に次のアプローチが無い場合は切る」という形で合理的にやっていました

こんな男はやめておけ!

こんな男はやめておけ、それは、

MOMOKO
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やたらトラウマを告白する人。

「昔うまくいかなかったことがあるから自信がない」「トラウマや鬱を患っていまして・・」とか最初に言ってくる人がいるんですけど

それは

自信が生まれるまで、ちゃんとお付き合いしたり、
結婚を考えられるわけじゃないけど今後も会ってくれますか?

みたいなエクスキューズなんですよ。

結局自信って定量的にはかれないので、その人が自信がついたかどうかって、全然わかりません。私はそんな男の自信を待つ気はさらさらありません。

仕事でもその言い訳をあなたは許容しますか?

という話なんです。例えば、

前にうまくいかなかったから今回のプロジェクトに自信ないんだ

ってぐちゃぐちゃって言ってたら「おいおい努力しろよ」って思いますよね?

でも、なぜか過去のトラウマに恋愛話とかになるとアンタッチャブルなんじゃないかって思って、アレって思うことを放置してしまいがちです。

すでに長く付き合っている人だったら情が沸いているからしょうがないんですけど、
初対面の人に対してこの人のトラウマをわたしが解消しなければ思って、
5年も浪費してしまったことがあります。

MOMOKO
MOMOKO
仕事に置き換えて考えてみると不採用です。

いくらでも改善する方法が恋愛にもあるのに新しい世界を作らない人はやばいですね。

もう一個、それに付随して、お父さんお母さんが仲が良いのは、良きパートナーシップのロールモデルを持っているかどうか。

婚活や結婚に限らず、これから生きていく人生において良きロールモデルをみつける能力が必須だと考えます。

答えのない世の中で

  • こういうものが上手くいきそうだって思ったら、足りない知識を補う努力ができる人
  • 人に教えてもらったりする可愛げのある人
  • どんな人になりたいのかっていう理想を発信ができる人

このような、男も女も関係なく、今後生き延びていく生命力のある人が私はいいです。

私の夫について

私の夫は「自信はあるけどモテない層」で、ペアーズのプロフィールこんな感じでした。

MOMOKO
MOMOKO
すごい青白い顔で、まったく好みじゃなかった。

なんで私この人にいいね返したんだろうって最初わからなかったんですけど、この写真がポイントだったんです。

ピノの写真なのですが、星形のピノが2つ入った「奇跡のピノ」の写真でした。
そのとき失恋して傷心で実家に帰って、原稿を書いていました。

実家に帰ったら、長崎県出身の夫からメッセージが来て、「なんでピノやねん」って思って、それを突っ込みたくて返信しました。

MOMOKO
MOMOKO
いいねありがとうございます。なんでピノやねんって思って返信しました。

という感じで連絡が始まったのが4月。
ぜんぜんこの人好みじゃなかったし、ちょっと説教してやろう突っ込んでやろうって返信したのがきっかけです。

で、いろいろ話を聞いてみると、女性を褒めたりできなさそうだったので、彼が簡単に女性を手に入れられる感じではないなって思ったんです。

MOMOKO
MOMOKO
モテないだろうと、きっと。

しかも、やりとりをしていると、

  • 研究職で職場に女の人が全然いない
  • 前の彼女とは卒業時に別れたので8年半ほどいない
  • ペアーズでも女性からのアプローチが全然ない
  • 地下室で全然SNSもしていない
  • みんなが普通知っていそうなデートスポットも知らない

このような事がわかり、すごい希少種だなって思いました(笑)

きっと付き合ったら私だけを見てくれそうな気がすると思って付き合いはじめました。

彼との出会いから結婚までの流れ

実際出会ってからなんですけど、やりとりが4月23日にスタートして、その日の夜に

夫
こんなに気が合う人が初めてです。まだ早いかもしれないけど、ご飯行きませんか?

ってメールが来て、OKしました。
わたしの理論は「マッチングしたらまず会う」なので、メールのやり取りが省けて助かりまました。

初回のデートは、自分の仕事しているすぐ近くまで来てもらって、1時間だけならって感じでご飯を食べました。

ご飯食べている間に、親との関係などをチェックしましたが、気になることはほとんどないなって思ったら、ご飯を食べている最中に、

夫
よし、じゃあ次は飲みに行きましょう!

と言われOKの返事。原稿が忙しかったので2週間後くらいに京都の料理屋さんのお店でデートをしました。

そしたらご飯が8分目くらい終わった時に、いきなり

夫
付き合ってください
MOMOKO
MOMOKO
い、今かぁ

と思いつつ。「でもとりあえず嫌じゃないし」とOKしたら、

MOMOKO
MOMOKO
いいの?結婚前提だよ

ってかぶせてきたんですね。
「まぁ、いいか」と思って、お付き合いを始めました。

なんでこんなに見切り発車で告白してきたんだろう?って思ったら、

夫
僕の話を聞くももこさんの目がきらきらしていからです!

と言われて、すごい純粋だなって思いました。
(私の友人曰く「中里さんの目は常にキラキラしてますよね」笑)

3回目のデートが私の誕生日だったのですが、この辺りで結婚らしいことを言ってみようとと思い、

MOMOKO
MOMOKO
こんな結婚式をしたいんだよね〜

という雑談をしました
わたしの友達はイベントやっている人たちばっかりなんで、イベント形式のパーティー系を考えていました。
「夫の友人は嫌がらない?どんびきされないかな?」みたいに聞いたら、「大丈夫だと思うよ」って言ってくれたので、

MOMOKO
MOMOKO
(あれ!これ結婚いけんじゃね?)

と思い、そのままノリで

MOMOKO
MOMOKO
夢の結婚式ができて嬉しいな♪ そういえば私プロポーズされてないよ

と言いました。
彼が固まったら冗談で流して様子を見ようと思ったら、あ!するよするよ!!と言って、その場で

夫
結婚してください

と言ってもらえて、結婚プロジェクトここで中締めになりました。

プロポーズは待つべからず

私は最初、プロポーズをすごい待っていました。

普通に彼が家に来てご飯を食べさせて、「ごちそうさま」って言って、
いきなり「結婚しよう」みたいに言われたいなっていう願望があったんですけど、まったくそういうのをされなかったので、

MOMOKO
MOMOKO
・・・もう待つのはやめよう

と心に決めていました。

普通、男性は、

  • この人でいいのかを吟味をして、
  • 結婚の意志があるのか、価値観やビジョンが合ったいるのかを確認して、
  • 喜んでもらえるシチュエーションを考えて、

これだったら絶対に失敗しないって思った上でプロポーズすると思います。

それって結構、男の人に負担がかかりますよね?

3年付き合って満を持してプロポーズして、「いや、まだ私、結婚は..」って言われたらやりきれないと思います。

結婚を着実に前に進める「ガントチャート」

そんな綱渡りなリスクを男性に投げるのは大変だなって思ったので、段取りを自分でも考えました。

プロポーズには、次のような前工程・後工程があります。

私は、いろんな段取りを全部ガントチャート↓にして、翌週に彼のところに持参。

「酔った勢いだった」とか言われるのは嫌だったので、翌週に彼の家に行くときに、2人で九州に帰る飛行機をスカイマークでキャンセルできない便を取りました(笑)

段取り表を作っていたので夫にもコピーして渡して、「今はこれをやっているからね」って、「あとこれが抜けてる」というのを共有しながら9月に入籍することができました。

婚活鬼十則

電通鬼十則をヒントに【婚活鬼十則】を作ってみました。

婚活鬼十則

1.出会いは自ら創るべきで、与えられるべきでない。

2.婚活とは、先手々と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。

3.長期ビジョンで取り組め、20代の頃の恋愛感情を求めていては、おのれの将来を小さくする。

4.タイプじゃない男を狙え、この葛藤を乗り越えるところに進歩がある

5.初回デートにきたら放すな、はぐらかされても放すな、婚活男子4つのポイント(第3章)を確認するまでは‥‥‥。

6.男子を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い結婚生活の間に天地のひらきができる。

7.計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。

8.自信を持て、自信がないから君のプロフィールには、迫力も粘りも、そして魅力すらない。

9.頭は常に全回転、八方に気を配って、二割の隙を作らねばならぬ、婚活とはそのようなものだ。

10.デートを怖れるな、デートは進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は一生後悔する。

で、わたしが特に結婚できたポイントが

MOMOKO
MOMOKO
4.タイプじゃない男を狙え。この葛藤を乗り越えるところに進歩がある。

8「自信を持て。自信がないから君のプロフィールには、迫力も粘りも、そして魅力すらない」
これができる努力をして自分の価値を高めましょう、ということです。

9「常に全回転 八方に気を配って、に割の隙を作らねばならぬ。婚活とはそういうものだ」
これは男の人と初めて会った時に、「すごいね」といわれるような自己紹介とかアピールをしていた昔の私です。

でも、このタイミングで言われる「すごい」って言葉は、賞賛の意味ではないんですよね。

MOMOKO
MOMOKO
きっと「すさまじくて俺には付いていけない」って思われてたんだ…

という風に今は思っています。

なので、「2割の隙」を作ってあげるのが大事です。

Photo by Chikako Terada

10「デートを恐れるな。デートは進歩の母。積極の肥料だ、でないと君は一生後悔する」

デートは好きになった人としたり、ペアーズでメールのやり取りしてちょっと興味を持ったからするものではなくて、

MOMOKO
MOMOKO
好きになるために、相手を知るためにまずデートして会う

のが1番効率がいいです。

メールでこの人好きかも思わせてくれる人は、他に同じような女がたくさんいるので、その中で1位になれる根性と気合と粘りがあればいいんですけど、愛され婚とかからは遠いなっていう気がしています。

質疑応答

アプローチは男性のほうからすべきだと思いますか?

A.どっちでもいいと思います。

ただ、男の人は、嫌じゃなければいっちゃいませんか?
元カレは、私のほうが好きで、元カレは私のことをたいして好きそうじゃなかったのに、
私が何回も連絡するから結果付き合っちゃったみたいな。

例えるなら、手漕ぎボートを2人で漕ぐのに、1人はぜんぜん漕がないみたいな感じ。
それが嫌で、ある程度私に女性としての価値や興味を持ってくれて、結婚というか人生のボートを一緒に漕ぐ意欲のある人がいいなって思いました。

だから、もし好きな人がいたらアプローチしてあげてください。

黙っていても女が言ってくるならいいと思うんですけど、言わないと伝わらないし、その潔さや気持ちに女性は動かされます。

Photo by Chikako Terada

夫の見た目もタイプじゃなかったんですけど今は大好きですし、条件など合理的に選んだ結果でも好きになれるので。

アプローチしてダメだったら次に行けばいいんです。
絶望って辛い言葉に聞こえるんですけど、先がない望みだったら、さっさと断ったほうがいいんですよ。

私はさっさと絶望したいなと思っていて。いろんなトライをして、うまくいかなかったらそこから振り返れるんですけど、想像の中だけだとずっとCPU取られちゃうので。

お付き合いはしていないけど何人かとデートしている?

A.そうです。「結婚前提に付き合ってください」って言われた週が月曜だったんですけど、金曜までデート入ってたので、一旦それは消化しました。
新規の子はいれずに既存のほうから消化してきました。

その時、切るのは上手くいきましたか?

A.基本1-2回しか会っていないので、そんなに執着されないです。
1回か2回しか会っていないのに、逆に俺に惚れていると思って「結婚前提だよ」っていうピュアさに心打たれて、夫とは付き合いました。

プロポーズされた後に、ガントチャートをご主人に見せた時の感触や表情とかどんな感じでしたか?

A.腹が決まっている感じだったので、「そうだね。やんなきゃいけないね」みたいな。
「私が今日1番決めたいのは飛行機の日時です」って言ってやってもらって、
「次は〇〇です」みたいな感じで、
引いている感じは全然なかったです。

婚活鬼十則の中にあるように、タイプじゃないと思って付き合いはじめて、やっぱこの人好きになってきたと思うタイミングはどういうところなんですか?

A.私はまず1回ご飯に行って「いいかも」って思えたらいいって感じです。
他が決まるまでは付き合うまでは会っててもいいと思ってます。

なぜ、4.0なんでしょうか?

A.コトラーのマーケティングの変遷に合わせているんですけど、

  • 1.0は「製品主導のマーケティング」
  • 2.0が「顧客主導のマーケティング」
  • 3.0が「価値主導のマーケティング」
  • 4.0が「自己実現のマーケティング」

恋愛1.0は、「家を」守ったり、継続するための機能の保管としての結婚や恋愛。

恋愛2.0は、結婚の目的が生存戦略から個人の意見に変わるものへ変化して、「気持ち」「感情」で好きだから結婚するみたいな形。

恋愛3.0は、ステータスを生活に求めるみたいな結婚の仕方。

恋愛4.0は、自己実現なんですけど、結婚することがゴールではなく、ともに高めあう共生パートナーを見つけるようなアライアンス戦略的な結婚みたいな感じです。

私は4.0を思考しつつ、ちょっと守ってほしいみたいな昔の結婚にちょっと憧れているのもあって今に至りました。

スペシャルサンクス

最後に、本セミナーのスライドでも使わせて頂いた、私の婚活本の漫画を描いてくれたしまだあやさんをご紹介します。

しまだあやさんは私がお手伝いしているコミュニティのメンバーさんで、今はフリーのイラストレーターでいらっしゃいます。

しまちゃん
しまちゃん
桃子さんの本を読んで面白かったので感想のままFacebookで投稿したら、いいねって言って喜んでいただけて使っていただきました。
MOMOKO
MOMOKO
漫画とかイラストとか必要な方はぜひご相談されてみてください。

イベントレポートも書いていただきました↓

『マーケティング恋愛4.0』出版記念セミナーに行ったら男子も女子も結婚トーク爆発で超楽しかった話