これが…マタニティブルーなのか…
- 無気力
- 外出したくない
- 誰にも会いたくない
- とにかく1日中眠い
- 起きても何もしたくない
- 漫画を読みまくりで散財
というところに陥っていました。
なんとか、つわりを抜けた9月上旬には「新しい目標」も見つかり、持ち直したのですが…
なにかに熱狂していて夢中になっている自分が大好きなぶん、
1年に1回くらいくるこの無気力期間はツライなぁと思っていました。
そこで、ホリスティックコーチの笠井美穂さんにお話を聞いて頂きました。
申し込んだタイミングは8月のお盆あたりの、無気力MAX!…で人生終わった気分になっていた頃。
暑い日に出かける気にならず、9月に予約して、さらに当日もリアル参加ではなく直前にZOOMに切り替えて頂くくらい、まだ出不精です。
出かける直前に宅急便の人が来て、それを受け取る時に感じた外気の暑さに
出かける気力がなくなってしまって…既に化粧もして着替もしてリュックも背負っていたのに、家から出られなくなるという…ちょっと信じられない状態ですw
そんな引きこもり妊婦のワガママを聞いていただき
ZOOMで1時間、思いのたけを存分に聞いて頂きました。
いくつかのポイントを聞いて頂いて、自分の視点がパァー―!っと開けたので、ご紹介したいと思います。
一番うれしかったのは、
私にとっては魔の“おどり場”期間だと思っていたこの時期が、
次のステップへの飛躍を生んでいた、貴重な充電期間、冷却期間だった
ということです。
今回のコーチングで話した内容について、沢山聞いていただいたのですが、一つずつ紹介しますね。
①”おどり場”について
②働き方を変えることについて
③熱意について
④体重について
⑤実体験を通してメソッド化すること
⑥大切な価値観について
⑦日々の生活について
今日は主に黄色マーカーをつけた2つの項目にフォーカスしたいと思います。
この7つの項目について、笠井美穂さんに話した後に議事録を貰いました。
まず、私のメンタルブラックホールについて。
①”おどり場”について
過去を振り返ってみると、半年〜1年に1度のペースで、“おどり場”が訪れていました。
7-8月にもそれが訪れ、特に6月から悪阻がきつく仕事が手につかないこともあり、苦しい時間を過ごした。
(9月の初めにやりたいことが浮かび、今は溌溂と目標に向かっている)
熱狂していることが好き。
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そして、その対象に飽きてくると、
惰性を感じる時期【おどり場】がやってくる。
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しかし、惰性の時期に外の世界を見ることでチャンス【上り階段】を掴み、
新しいステージへ向かっていくことができている。
そういう視点で見ると、“おどり場”は次のステージに向かうための大切な時間。
落ち込む必要はないのかもしれない。
2012年12月 新規事業に抜擢されてめっちゃ燃える
2013年7月 任命した創業者が株売却で会社で孤立しボーゼンとなる【おどり場】
気分転換に参加したイベントで
2013年8月 ビブリオバトルに出会い熱狂【上り階段】
2014年1月 100名イベントを成功させる
2014年5月 仲間が運営する愛用イベント会場が閉鎖することになり途方に暮れる&落ち込む【踊り場】
落ち込んでる間に宅建を勉強してたら、
2014年6月 自分でイベント会場をやろう!と思い立つ【上り階段】
燃えて急ピッチで準備をして
2014年8月にオープン 睡眠4時間で半年くらいはイベント会場に寝泊まりする勢いで主宰に燃える
2015年夏 中だるみはじめる
2016年2月 イベント会場の閉鎖を決める【おどり場】
2016年6月 新たな会場を使いませんか?というお誘いとコミュニティ運営の依頼がくる【上り階段】
3ヶ月奔走して
2016年10月 日本橋にイベント会場をオープン
しかし、
2016年11月頃 一緒にやっていた人と仕事の仕方があわず、関係が悪くなりこのイベントスペースの運営自体がちょっとイヤになる
→さらに会社でもパワハラをうける【おどり場】
その様子をみていた友人が「会社作ろうよ」と言ってくれて、会社をつくる【上り階段】
2017年2月 会社をすっぱり辞めて、起業に邁進する!
2017年8月 仕事は忙しいが、作業がどんどん増える
売れているけど知り合いにばかり売れている
→しかも「コミュニティ作って欲しい」という人のなかにも、共感できる人とできない人がハッキリいて、上手くすすまない案件も出てくる【おどり場】
2017年10月 出版しよう!と決意して出版する準備を進める【上り階段】
モーレツに活動して、
2017年12月 2冊同時に出版が決定する
2018年1~3月 婚活がうまくいかず執筆も全く進まない。死にそうに進まない
そして3月に彼氏と別れる【おどり場】
2018年4月 狂ったように執筆 集中できて、仕事も売上が伸びる
婚活も再開して、5月に夫に出会う 6月にプロポーズされる【上り階段】
2018年7月 人生初出版!張り切って講演に飛び回るも、8月に過労で入院。講演を4つキャンセルして大迷惑をかける【おどり場】
2018年 請負仕事ばかりだと自分がずっと忙しいので、仕事を依頼できる人を育てることを考えはじめる
コミュニティマネージャーの養成講座をつくることを決める【上り階段】
2019年春 コミュマネ募集が大成功!【上り階段】
任せられる仲間ができそうなところで
2019年6月 妊娠発覚!
2019年6〜8月 マタニティブルーか?という【人生のおどり場期】に入る
ここで、外出するのが本当につらくて…
本当に働き方を変えよう、と決意して、クラファンや新しい組織体系を考えるようになりました。
それが、一般社団法人の設立へと繋がります。(くわしくはまた後日)
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という流れで、その期間は目標を失ってツライと感じていたおどり場が
人生をよりよい方向に変えてくれる転機となっていました。
そこは延々と一本道で下まで続く階段、もしくは、螺旋階段です。
「あっ・・・!!」
足を滑らせると、このような階段ではどこまでも転落して行ってしまいます。
ということで、今日伝えたかったことは人生の踊り場意味についての発見だったのですが、コーチングで話した内容も備忘録に添えておきます。
②働き方を変えることについて
- 妊娠してから特に最近、あまり外に出たくない。なるべく外出せずに仕事をしている。
- そのことも踏まえて、今後は働き方を変えたいと思っている。
- そのためにも、今、人を増やしたり育てたりすることに注力している。
- いちいち外出して、自分が好きでない人たちを含めた人たちと広く対面して仕事をするのではなく、長期的にも、自分のやりたいことを、自分の好きな人たちとできるようになりたい。
- (そういう働き方を実現した自分を想像すると?というコーチの質問に対して)そのこと自体を自分が享受することにワクワクするのではなく、働き方改革を自分で実践してメソッド化して世の中へ発信することが楽しみ。
③熱意について
- 最近、仕事の相手によって、やりたい仕事とやりたくない仕事がある。
- また、世の中のためになる仕事はやりたいが、個人レベルで楽しむための仕事や消費にはあまりやる気がしない。
- そもそもコミュニティを作るには、すごく「熱意」が必要。
- 自分に対しても、相手に対しても、「熱意の有無」が大切なポイント。熱意の研究は今後もやりたい。
④体重について
- 過去、筋トレをしていた頃が、好きな体型だった。産後はそのくらいの体重に戻したい。
- そうすれば、好きな格好(素材の良いシンプルな服)ができる。
- そして、そんな自分は、自分の好きなオシャレなコワーキングスペースで気分良く仕事をしているだろう。
- 生産性が高まりそう。
- そのことによって、自分が1番大切にしている「充実感」にも影響を及ぼすだろう。
⑤実体験を通してメソッド化すること
- 課題に出会っても、実体験を通してそれを抽象化し、メソッドにすることが得意であり、好き。
- 特に小学生の頃、友達づくりが苦手だったことは、20年近くという長年に渡って研究。
- どうやったら、たとえ魅力のない人であっても、人とうまくやれるのか?ということを徹底して考えた。
- それがコミュニティ運営や今の仕事にも繋がっている。
⑥大切な価値観について
- 「自分に嘘をつかないこと」を大切にしている。
- 誰かに良さそうに見られるのではなく、自分の感情を受け止めること。
- 自分に嘘をつくのと、つかないのとでは、エネルギーが全然違う。
- 自分の感情に従って生きていない人のエネルギーは脆い。
⑦日々の生活について
- 夫の影響も受けて、「普通」と表現することが多い。
- 過去の自分が目指していたものを思うと、今の生活は多くの望みが叶ったものだが、かといって高揚感を持って暮らしているのではない。
- 「普通」という満たされた幸せを日々味わっている。
私は、かつて望んでいたものをすべて実現したかのような静かで満たされた生活が出来ています。
✓ 何気ない日常を一緒に心穏やかに過ごせるパートナー
✓ お金の心配がない生活
✓ 毎日いっしょにご飯を食べること
✓ いつも気持ちを共有しあうこと
これが夫にとっては「普通」なんだそうです。
言われる度にガッカリした気持ちになっていたのですが、でも1年一緒に暮らしてきて分かったのは
私にとっての「普通」って、
もっとワクワクしないつまらないものに
「普通」という言葉を当てはめていた
ということです。
しかし、ただ夫との表現の違いで
私にとっては「最高~!とっても幸せ!」という表現になる現状が、夫の表現だと「普通」であるだけで、中身は同じものを指しているということに気が付いて、「私といて幸せ?」と聞いて「普通」と言われることには心がザワつかなくなりました。
でも、このギャップに気が付いたときに
と感動を伝えようとしたら、
と答えたので、その価値観に「ほえーーー」と思いました。
研究者の夫にとっての「普通」というものは、
常に改善を試みて向上してゆくもの
私にとっての「普通」は、
改善もしない野放し状態のありのまま
いやいや、勉強になります。
現に、日々の生活(夫の選択の段取りや炊事能力)がどんどん向上しているのは、
普通というものに対して、常に改善と向上をしてゆく前提で生きているからなんですね(゜゜)
また、夫と自分の両親にも感謝したいところです。
彼にとっての「普通」は、彼が子供の時に両親が実現していた夫婦生活、家族との関係性なのです。
彼の頭の中には、毎日家族が一緒にご飯を食べる、妻が夫に食事を毎日作る、毎晩ゆっくり2人でお話する。これが普通だという生い立ちによる自然な刷り込みがあったからです。
私の実家もそんな家でした。
(田舎の家ってそうですよね、だいたい…)
しかし、私が自分で毎日夫に手料理をつくりたい、と思うようになったのはちょっと予想外でした。
夫に「意外だったよね?」と聞いたら
と言ってたので、ちょっとイラっとしたことは内緒です。