Pairsで1ヶ月スピード婚の裏側～相手選びで９割決まる

どうも、先月結婚式を挙げたpairs婚でスピード婚を遂げたアラフォーです。
→出会いから1ヶ月でスピード婚した私の婚活レポート

仕事を頑張っていたら、いつのまにかアラフォーになっていました。
そんな私の周りには、仕事を私の友人は同世代で仕事を頑張っている女性が多いです。

みんな、めちゃくちゃ頑張ってる。
普通の男並み、いや男性以上に仕事にはまっている女子が多いです。

そして、とても素晴らしい仕事をしている人ばかりです。

先日、自分の結婚パーティで知り合った夫の同級生が、すごく良い感じな独身男子だったので、私の友人の２つ年上の女友達に、夫の友人の独身男子を紹介しようとしたら、連絡した２日後の日曜日の夜にこんな返信がきました。

「そっか！新規事業面白そうだね。仕事、頑張ってね…＾＾」と返信しました。

仕事を頑張ることはとても尊い！
私はこういう女子が大好きだ。

「仕事を真面目にやる気がないから結婚したい」という女どもを蹴散らして、そういう女性にこそ幸せになって欲しい。

結婚することで得られる「パートナーと歩む幸せ」を手に入れて、より豊かな人生を送って欲しい。

だから、そんな同志たちにこそ

そう伝えくて、再び筆を取りました。

反響の多かった婚活レポート記事（出会いから1ヶ月でスピード婚した私の婚活レポート）の第2弾です。

但し、これは私が失敗を繰り返して繰り返して繰り返し（略）・・た結果の、あくまでも私の経験談と個人的考察です。
婚活コンサルではありませんので、運よく結婚できたアラフォーのｎ＝１の話として、温かい目でみて頂ければ甚幸です。

結婚のROI（投資利益率）の高さ

「えっ、これ婚活レポート？」とタイトルに確認に戻った方もいるかもしれませんが、今回も本気の婚活レポートです。どうぞそのまま読み進めてください。

　　ROI《return on investment》

投資額に対し、一定期間に稼いだ収益の割合。
企業の収益性を測る指標の一つで、数字が大きければ収益性が高くなる。

出典　小学館 デジタル大辞泉について

資格取得して、仕事に没頭して上がる年収っていくらくらいだと思いますか？

私は、宅建を取ったら３万円／月昇給できる会社に居ました。
前職では、役職がひとつ上がったら、４万円／月昇給できました。

金銭的な投資対効果でいうと、今回の結婚は物凄かったんです。

さらに１人暮らしと２人暮らしでは、生活費などの全てのコストは２倍になるのではなく、せいぜい１．３～５倍程度に落ち着きます。

もちろん、結婚はお金のためにするためにあらず。

精神的な充足がなければ、ひどい男と結婚して後の人生苦労するくらいなら一生独身のほうが良いに決まっています。

…が、仕事以外のプライベートな関係の他者に心を尽くして、自分と同じかそれ以上に大切な存在の可能性を一度真剣に探ってみても良いのではないでしょうか。

あとあと離婚してしまったとしても、人間的な深みが増すと思うんです。

私が結婚をしようと思った理由のひとつに、

というものがあります。

読者のみなさん、「自由とは制限のなかにある」というような話を聞いたことがありますか？

世の中のほとんどの人は自由なんて求めてはいないんだ。
求めていると思い込んでいるだけだ。すべては幻想だ。

もし本当に自由を与えられたりしたら、たいていの人間は困り果ててしまうよ。

覚えておくといい。
人々は実際には不自由が好きなんだ。

　　　村上春樹『海辺のカフカ』より

独りの時と比べたら、一見「不自由」にも見える”パートナーと歩む人生”だからこそ、
真に幸せで自由な生き方ができるのではないか。

そのようなことも考え、私は「周りが結婚してるからなんとなく」ではなく、真剣に結婚を考えた結果、2018年の最優先プロジェクトとして婚活に取り組みました。

恋愛になると途端にＩＱが下がる問題

とはいえ、、仕事だとロジカルに計算できるのですが、私も恋愛で数々の失敗をしました。
振り返ると、

と悶絶すること300回くらいあるのですが。。

ただ、

そのＩＱを引き戻すべく、血も涙もないお金の計算をしてみたいと思います。

何度も言うようですが、算数レベルの計算で、しっかりとした相手と結婚をすることは精神的にも金銭的にも物凄いメリットがあります。

メリットとして大きかったのは「精神面のケアのためのコストが減った」ということです。

仕事を頑張っていても、独身時代や上手くいっていない恋愛をしている時の心のケアのための費用がすごくかさんでいました。

これで月にして５万円はくだらないでしょうか。

結婚したら上記の出費はなくなり、次ようなお金の使い方に変わりました。

金額も減りましたし、お金の使い方も前向きになりました。

なにより、結婚したら生活費が半分で済むうえに、現預金がXXX万単位で増えました。

「普通の結婚がしたい」の罠

『普通のダンナがなぜ見つからない?』という本をご存知でしょうか？

こちらの本では、データに基づき次のように述べられています。

　『普通の人でいいのに……』の普通の人は、0.8％しかいない

　25歳〜34歳の独身男性のうち、年収600万円以上の人は3.5%。競争率は極めて高い

　30代前半の独身男性のうち、年収1,000万円以上の人に至ってはわずか0.14％

「普通の結婚がしたい」という女性の普通の基準がそもそも高い、ということに多く人は気付いていません。

実際はこんなもんらしいです。

アラフォー女性のための婚活マインドセット

まずは考え方。

そもそも、「相手に言い寄ってもらって結婚する」という前提は持たない方が良いです。

かつてはモテたかもしれません。
でも、【美の下降線を下っているアラフォーの自分】を鏡で見て！できればすっぴん、全裸で見てみましょう。ビューティプラスで自撮りした顔ではなく。

36歳のあなたに、フラれるかもしれないリスクを負って結婚を前提に付き合おうとしてくれる人は少ない、いや皆無です。（経験談）

ちなみに私は、株式会社女子マネという「仕事は惚れてからうけろ」という社是を掲げているくらい、好きな気持ちや応援したい気持ちが前面に顔に出ます。

だから、夫が「結婚を前提に付き合ってください」って言ったのも、
「こいつは俺に惚れている」という明るい勘違いがあったからだそうです。

というのが告白してきた理由だそうですが、
知人のビジネスパートナーに聞いてみると

実際、「好意的に見ている」という程度で、彼にはまだそこまで惚れてたわけではありませんでした（笑）

わたしは基本的に、面白いと思える人としか会わないし、普段から本当にいつも仕事の話や友達と話すときは楽しくて目が自然と輝いています。

男性にGOサインを見せることがいかに大事か。

まず、「ＧＯサイン」の定義をします。

具体的には、次のようなアクションや振る舞いをするといいでしょう。

• とにかく速くレスを返す
• 相手の話に興味を持つ（仕事・趣味・人生の目標・夢など）
• 相手が好きなものに「私も好きです」「そういう考え方いいですね」「そんな生活、私も理想です」とポジティブに反応する

また、「相手が求めているライフスタイル・結婚観」に合致するキーワードをきちんと相手に伝えることも大切です。

間違っても、いまデートしている相手が40歳近くで実家暮らしなのに、そのデータを忘れて「成人したら男も女も親元を離れるのが普通だと思ってる」などと言ってはいけません。
それは遠回しどころではない直球のダメ出しになります。（経験談）

相手選びがいかに大事か

男性選びの時に私がもっとも重視したものは、

付き合う前に確認しておきたいことは次の２点です。

1. 結婚に対してプラスの見方をしているかどうか（両親の関係性への評価）
2. 女性に求めている役割がどういったものか
   （両親の夫婦関係は夫婦の役割に影響されるところなのでよくヒアリングする）

ヒアリングすべきポイントとは？

ヒアリングで見極めるべきは、家族の中でのポジションと父親との関係、そして、両親の夫婦関係をプラスに見ているか否かです。

そのような男性は、結婚に良いイメージを持っていて結婚に前向きな傾向があります。
（結婚のイメージとロールモデルがあるため）

私の夫は母親が専業主婦でしたが、もはや専業主婦神話は崩れたことを自覚しており「女性にも遣り甲斐のある仕事をして欲しい」という意見を持っていたのでOKとしました。

お付き合いの「見極めポイント」と「撤退ポイント」

あなたはデートで相手の何を見ていますか？

金の切れ目が縁の切れ目です。（九州の母の教えより）
夫は、デート中の飲食代は頑なに自分が払おうとする人で、
私の割り勘のオファーを制し、「九州男児だから！」と言ってました。

正直どっちでもよかったけど、そこは受け入れました。

その他、デートの中で、お金やデートのリサーチなど、彼が考える男性負担と女性負担の内容の価値観も確認しました。

また、私はせっかちなタイプなので、撤退を判断する婚活デートの「損切りライン」を決めていました。

また、

• 恋愛にトラウマがある
• 親のパートナーシップがあまり良くない
• 自信がない

このような理由で結婚に前向きではない男性がいます。

昔は、「彼のそんなトラウマを私が解消したい…！」と思ってましたが、結論から言います。

まずね、仕事で考えてみてください。

と言われても、「いやいや本で学ぶとか、上司に聞くとかして努力したらいかがかしら？」って思いますよね。

でも、

と恋愛の話になった途端に、「そうなんだ、辛いね・・・」になってしまう。

いいんだけど、いや…いいんだけど！！

つまるところ、

という最低のオファーです。

それでも好きなら何度か会ってみてもいいですが、オススメしません。

スピード婚をしたいなら、しょっぱなから「自信がないんだ」と言ってくる男はやめましょう。

私のだめんず履歴

私も、こりゃーあかん、って男を30歳になってから５回くらいリピートしてしまって、大体１回の付き合いで１年／人ずつ浪費しました。

こういう男の「自信」ってね、仕事が上手くいかない時はもちろん、体調が悪くても、部屋が片付いてなくても自信は失われるし（笑）、
もう言ってしまうなら、「雨が降った」とかそういうちょっとした気分的なことでも上下する、非常に不安定で脆い自信です。

自信のない男をリカバリーしてあげようとして、付き合ってもいないのに家に上げて食事を振る舞ったりしてましたが、私の誕生日はスルーだし、自分が上手くいかない時だけ連絡してくるんですよね。

 

その挙句、カスだって気が付いた後もちょいちょい連絡がきて、
「ももちゃんの手料理食べたい」って言うんですよ。

そして、彼には次のように通達しました。

だから！！本当に一度、彼の言っていることと、実際の行動を紙に書いて比較するといいです。

Googleスプレッドシートにリアルタイムでログを残したり、LINEのやり取りをスクショしてEvernoteに張り付けて保存しておいて、別れた後に読み返すなど、冷静な時に分析してみてください。
※Evernoteにスクショを保存するのは、別れた勢いでLINEの履歴を全部消してしまうことがあるからです。（経験談）

”そんな男の自信”が満ちる時なんて、アラフォーの女性がゆったり待っていられる類のものではありません。

こういう男には、「うん、待ってるよ、あなたのペースでいいわよ」なんて口が裂けても言ってはいけませんよ！

きっぱりと、

って言ってあげたほうが、奮起してくれるかもしれません。（たぶんしないけどね）

元カレはじめ、そんな男ばかりを好きになっていました。
「彼の心の傷をいやして、最後の女性になりたい」という憧れがあったのです。

今思うとばかばかしいです。少女漫画の読みすぎです。
当時の彼達には、

って、全力でツッコミたいです。

そのトラウマとやらで、「モラトリアム野郎」「彼女が欲しいだけの男」を掴まないようにしないといけません。

そして、そういう”カス男”を作ってしまうバリキャリ女性のダメパターンが本当に多いです。（あ、私のことですけどなにか）

ここで冷静になれる自問自答をしましょう。

ということを、ことメンタル面を”あえて”言い訳にする男性と対面した時に一度熟考したほうがよいと思います。

ちなみに、大抵の男はメンタル面の不安やとまどいは、付き合いのしょっぱなから言いません。

言わないことを見越して、先回りしてハードルを下げる、いつのまにか突破している、
というのが今回の記事の主旨でございます。

こういうタイプの男性は、避けたほうが無難です。（経験談）

そうじゃない男性は一体どこにいるの？

色々考えた結果、相手を選ぶときには徹底的に

ということを意識して相手選びをしました。

つまり、

を判断するのです。

もし彼のご両親が離婚していたりしても、それをばねにして良い家庭を作る！という決意があるとか、彼の身の周りに、憧れていたり、いいなぁ、と思えるような夫婦・結婚のよきロールモデルがいるかどうかは大変重要です。

スピード婚を考えているなら

未知の領域（結婚）に、未知の相手（あなた）と共に歩もう

というのはなかなか難しく決断できないものです。

せめて、両親か良い先輩の結婚を身近に見ていて、

として結婚をとらえられる相手が良いということは自明でしょう。

 

私が仕事もプライベートも、時間を一緒にする相手をいかにして選べるかというと、

次第と言っても過言ではありません。

この現代はものすごく不安定で、先が見えないじゃないですか。正解がない時代です。過去に多少恋愛や仕事でうまくいかなかったとして、そんなの当たり前なんです。

仕事も恋愛も、１回目ですごく上手くいく人は稀です。

過去に失敗してトラウマがあったくらいで、いつまでもそこで落ち込んで留まってる場合じゃない！

さっさと立ち直って、

こうした動きができる生命体であることが、公私ともども本当に大事です。

仕事だとこれが出来ない男ってどうなのよ、大丈夫？って思いませんか、バリキャリの皆さん。
それなのに、こと恋愛になると見る目が曇るバリキャリの皆さんに私は言いたい。

落ち込んだ気持ちを理由にして動けないというか、ぬくぬく同じ場所にとどまっている人は、恋愛でも仕事でも成長がないので、付き合いはじめに変なトラウマを告白してくる人は付き合うこと自体を辞めたほうがいいです。

スピード婚を狙うなら尚のことです。

逆算思考のプロポーズ

さて、そうやって付き合いはじめた彼と考えるのは、結婚までの最短スケジュール。

逆算手帳という手帳を使って３年の手帳ユーザーの私は、ここでも逆算思考でプロポーズのスケジュールを考えてました。

結婚するためには、

1. 相手を決める
2. 相手とお付き合いする
3. プロポーズされる
4. 親に挨拶にいく
5. 入籍する
6. 一緒に暮らす

という順番があります。

人によっては一緒に暮らしてから入籍、ですが、
結婚が法律的にも確定していない状態で一緒に暮らすのは全力でお勧めしません。

なぜなら、上手くいかなかった時のリカバリー（引っ越しなど）に時間もお金も浪費しますので。（経験談）

そんな状況の私はまず、プロポーズされるタイミングから決めました。

そして、相手が私に「プロポーズする／結婚する理由」をきちんと作り、「プロポーズされるシチュエーション」を決めました。

まず、相手が会社員の彼の場合、結婚に必要な最重要タスク【親への挨拶】を行うスケジュールが限られています。盆と正月が両親に会う貴重な帰省のタイミング（長期休暇）です。

『親に会わせる』というラスボス級のイベントをできる日程が年に２回。

このタイミングを逃す手はありません。
プロポーズを完了させるために超えるべきハードルは次の３つです。

外堀を埋めるために必要なのが【親】のハードルで、親と会う理由をつくるためのイベントが必要になります。

都会に出ていて、両親が田舎に居るというお相手の場合、押すことができるタイミングは、お盆と正月。
ここに照準を当ててプロポーズと相手の両親への挨拶のスケジュールを立て、それまでに合意をします。

私の場合、付き合いはじめたのが５月で、彼のお盆休みが８月。

そこで、もう一つ考えるべきなのがプロポーズするシチュエーション。

ここに使えるのが、

• 自分と相手の誕生日
• （一人暮らしなら）賃貸物件の更新

です。

年２回のプロポーズのシチュエーションの時に、うまく誕生日がはまらなかったら、「賃貸物件の更新日」を口実にするのがオススメです。

プロポーズに必ず着地するためのシナリオ作り

（※今回の夫には、1ヵ月でプロポーズされたので実際の会話の流れは別パターンだったのですが、別の男性のときはこういうシナリオで確認しますという一例を掲載しますね）

付き合って２か月後くらいのタイミングで、

これを機に、「一緒に暮らす？」という話題に持ち込みます。

一緒に暮らすという事になったら、

と、「親が厳しいからちゃんと結婚する人じゃないと一緒には暮らせないよ」「ねえ、どうするの？」と暗に伝えます。（だいぶ直球だが）

この時点で、「一緒には暮らしてもいいけど、親に挨拶は…」と渋る男性だったら、飯炊き女になる可能性があるので一緒には暮らさず（リスクなので）次の男性を探したほうが良いです。

または、どうしても好きなら付き合い続けて、次のイベント（誕生日かクリスマス）にプロポーズを狙いましょう。

で、お付き合いを始めたら、結婚を決断できるシチュエーションを作ることに全力を傾けましょう。
デート１回ごとに下記のような認識を持ってもらうことが重要です。

ちなみに、夫と一緒に暮らすタイミングは、プロポーズ後にこのように逆算しました。

当初、５月３日にお付き合いして、６月３日の私の誕生日にプロポーズ。
翌週の６月１０日にガントチャートを持参し、盆に実家に帰る飛行機を予約しました。
（させた？）

当初は、さすがに「お互いの両親に結婚報告」と「両家顔合わせ」を、盆の休暇中に終わらせるのは急だよね、と思っていました。

ただ・・・６月に結婚が決まったのに、その後半年も入籍が先になるのが、

と考えはじめたのが、７月。

結婚すると決まってからも、毎日１時間くらい電話していました。
ラブラブでしたけど、内心思ったんです。

そこで、スケジュール調整をする理由を探しました。

懸念点は、

1. スピード婚を親に心配されないか
2. 早めたい理由をどう伝えるか。

まず①は、親に、婚活で知りあった人と、１ヵ月ですぐ結婚することにして、３ヶ月くらいで入籍するって言われたら、「もっと様子を見なさい」と心配されないか？ということ。
夫も引いてしまわないか、ということ。

なので、私はもうひとつの切り札を使いました。

　風水

中国の漢民族には万物の間に「気」が流れ、生気と秩序をもたらすとの考えがあり、大地の気を人間界に取り込む技術とされる風水が発展した。

気は山に沿って流れ、水にあたると止まり、風で散じるとされる。（以下、省略）

出典　朝日新聞掲載「キーワード」朝日新聞掲載「キーワード」について

いや、嘘じゃないですよ。会社を立ち上げた時も、５万円払って登記をする日や事務所や自宅の引っ越し日を占ってもらったことがあります。立派な風水女子です。

この風水を使って、２０１８年の８月以降に縁起の良い日を探しました。

そしたら、あったんです！

　大安（たいあん・だいあん）

六曜の一。旅立ち・移転・開店・結婚など、万事に吉とする日。大安日。大吉日。大安吉日。

出典　三省堂大辞林 第三版について

　一粒万倍日（いちりゅうまんばいび、いちりゅうまんばいにち）

一粒の籾が万倍にも実る稲穂になるという意味である。一粒万倍日は何事を始めるにも良い日とされ、特に仕事始め、開店、種まき、お金を出すことに吉であるとされる。但し、借金をしたり人から物を借りたりすることは苦労の種が万倍になるので凶とされる。 

Wikipedia より

　天赦日（てんしゃにち、てんしゃび）

暦には「天しや」と書かれ、選日にも書かれる。この日は、百神が天に昇り、天が万物の罪を赦（ゆる）す日とされ、最上の大吉日である。そのため、天赦日にのみ「万（よろづ）よし」とも注記される。

Wikipedia より

縁起の良い日のスリーコンボという、２０１８年をとおして１年でもたしか１～２日しかない、最も縁起の良い日でした。

私はすかさず、次の週末に彼に言いました。

私「ねーねー入籍日は、縁起のいい日にしたいんだけどさ、調べてみない？」
彼「いいよ」

私「あ！9月13日すっごくすっごく良い日だよ！」
彼「そうなんだ、ふーん」

私「ここにしたい！今年もうこんな日ないじゃん！」
彼「そうだねーいいよ（のほほん）」

と、いう感じでした。

まず、「縁起の良い日に入籍」というごく普通の話でイエスを貰いました。
次に、タスク面のイエスを貰いました。

私「じゃあさ、盆に帰ったときに両親も合わせておいたほうがいいよね」

彼「そうだなぁ・・・じゃあ、１日で桃子と俺の実家往復して挨拶に行こうか」

私「うん」

そんな感じで、彼は帰省した翌日に

という１日６時間運転の旅をしたのでした（夫、ありがとう）

これを、心理テクニックでは”フットインザドア”と言います。

　フットインザドア

段階的要請法とも呼ばれており、まずは小さな頼みごとを承諾させてから、徐々に大きな頼みごとを承諾させていくといった手法です。
”フットインザドア”には、「一貫性の原理」が大きく関わっています。
「 一貫性の原理」とは、人間には一度決心した行動や発言、信念などを貫き通したいと思う心理的な作用のことです。

フットインザドアとは – ビジネス心理学

かくして私たちは２０１８年の夏―――

• ８月７日　羽田→福岡
• ８月８日　長崎と佐賀の両家に結婚報告
• ８月９日　お互いの家でおとなしく過ごす（両家挨拶の手土産を買う）
• ８月１０日　両家顔合わせ
• ８月１１日　福岡⇒羽田

という、弾丸スケジュールで晴れて盆休みの５日間の帰省の間に
両家への結婚報告と、顔合わせを済ませたのでした。

顧客の不安を解消する（補足）

これはセールスプロセスに当てはめると分かりやすいのですが・・・・

男性が結婚にハードルを感じやすいのは、

その点が重たいタスクが面倒で結婚を決意できない、という心理状況になっています。
（当社調べ）

私は、付き合っているうちに、彼の腰が重くなってしまう懸念点を解消し、面倒そうに思われるタスクを終わらせてしまいました。

しっかり仕事をしているし、話も合うし、お金の管理もきちんとしていそう、という安心感を提供します。

彼の「付き合っている人がいて結婚したい」と自分の親に言うハードルを下げるため、彼の親に会うタイミングを先に作ってしまいます。
自分（彼女）という存在を親に認知させて気に入ってもらっておくと彼自身もより安心します。

※これは元カレの時は苦労しましたが（親との関係が良くなかった）、夫の時は全然ハードルがありませんでした。ご両親も息子に結婚してほしい、と切望していたからです。

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その度合いがどのくらいかというと、ペアーズで私と出会う１ヵ月前に、
夫は義母に「藤棚見にいきたいけん、車で〇〇神社に連れていって」と言われたそうです。

しかし、藤棚はまだ枯れ枝で、まんまと縁結び神社に連れていかれたそうでした。笑

夫は義母から「よか出会いば、祈っとかんねー！！！」と言い、騙されて縁結び神社に連れていかされるほど、夫の両親のプレッシャーをヒシヒシと感じていたそうです。苦笑

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彼女の両親への挨拶が怖かったり、距離が遠い場合は面倒と感じる場合もありますが、
私は地元が近い九州の男性を選んだので、お互いに帰省するついでに挨拶ができクリアできました。

また、私も自分の両親と仲が良くて、いつも父親と母親の笑い話を先にしておいたのでイメージがついて安心していたようでした。
「向こうの親に軽く会っておくタイミングを作る」というのは東京近郊に相手のご実家があったり、仲良し親子だったりすると作りやすいかも。

気が付くと、彼の親も「彼女いいじゃない」と言っているし、彼女の親も良い人そうだし、あとは、プロポーズするだけで結婚できそうだ、という状況を作ります。

良きパートナーシップを継続するための「定点観測」

お付き合いが始まったら、彼とのやり取りに定点観測を組み込むことをお勧めします。

私たちはFBIでもないので、「相手のランダムな行動を、ランダムに読む」ってすごく難しいんです。「こういう気持ちだろうな」って自分都合で解釈していて、大外れ、ってことが多々ありました。だから、付き合い始めたらデイリールーチンを持つようにしました。

ほら、株価も定点観測しますよね。すごく重要です。

カップルルールとは、

です。

付き合えた事実、プロポーズされた事実に舞い上がらず、平凡な日常を通して相手を観察することが大事です。（自分をいさめました）

そして観察するためには、毎日一定の行動を取り続けることを”私たちの習慣”にしてしまうことを意識しました。

デイリーとウィークリーを毎日繰り返していると、些細な変化に気が付きますし、多少日常の中で多少ぎくしゃくする事があっても、朝か晩のルーチンだけは絶対に行う心に決めて、ぎくしゃくした雰囲気をリセットする仕組みにしています。

「行ってらっしゃい♡」のキスは、バカバカしいかも知れませんが、相手のテンションを測るのにこれほど分かりやすいものはありません。

新婚なので朝のキスですが、子供が生まれたら違うものになるかもしれませんね。

とりあえず、テンション高めの時は割とラブラブ度が高いので、「負荷高めのキス」のはずが平均的なテンションなので、気持ちの上下が分かりやすい定点観測になります。
（例えば、50歳になって朝のキスでテンションを測ろうとするのは、毎朝サーキットトレーニングをするような高負荷になりかねないので、きっとルーチンを変えると思います）

新婚でも一緒に住んで半年経つと、惰性で「ん」とキスしてくる時もありますし、私がNHK朝ドラ（「まんぷく」にはまっています）に夢中で玄関まで見送りに行けないときや、寝坊して起きられなかったときはベッドに来て、「いってきます」とキスしにきてくれる日もあります。

前者のときは彼の仕事に余裕がないか、私の家事負担やふるまいでなにか気に入らないことがあったかな、と振り返ります。

後者のときは、心身ともに余裕があるのだと読んでいます。
とくに推測を立てることはありませんが、機嫌のよいとき、余裕のあるときの帰宅時間や睡眠時間に思いを巡らせて、彼が気持ちよく私に愛情を注げる状態はどういう生活サイクルかを記録しています。

以上、ぜひお互いに無理のないルーチンを生活に組み込んでみてください。

部下の異変に気付くのも、日々のルーチンがあってこそ。仕事にも活かせますのでぜひ。

ちなみに、いまは部下はいませんが、チームメンバーがいるので、朝ドラのあと８時１５分から毎朝オンラインミーティングをしています。

これも、メンバーによって時間通りに参加する日としない日があったり、数日現れない日があったりします。
あと、ミーティングの背景とか後ろで拾う雑音に変化がないか？などを話します。
そのタイミングで、悩みはないか、納期に追われてるのかな？等の近況を把握するようにしています。

まとめ

ここまで書いてみて、婚活や恋愛を仕事論で語ることに違和感や嫌悪感を覚えた人もいらっしゃるかもしれません。

私の考え方は

婚活が上手くいかなかった時のわたしは、
「結婚（＝夫）が仕事や私生活が上手くいっていない自分の欠陥を埋めるためのアイテム」でしかありませんでした。

それもだんだん、起業して、尽くしたいと思える人に納得のいく仕事を思い切りやって、自分の欠損が満たれた気持ちになったから、うまくいく婚活ができたのではと思います。

つまり、

それに気付いたから、婚活はうまくいったのではと思います。

「じゃあ、仕事で満足するまで結婚できないのか！？」というとそうではなく

「完璧な人間などいない。欠陥もあるけど、いまある自分でも素晴らしい」と思えてこそ、
成長途中の適齢期男性とマッチングできるのではないかと思います。

• 定点観測
• イエスセット
• フットインザドア
• 逆算思考

などなど、ここまでいくつかのビジネススキルを駆使してきましたが、基本的にクライアントに納得して、気持ちよく動いてもらえてこそのサポート業です。
※わたくしの本業はコミュニティ運営のサポートやコンサルティングです。

恋人とも定点観測やルーチンを決めるように、クライアントも定点観測とルーチンを設定できないと、振り回されるだけです。

私が平日は１８時以降は対面打ち合わせを入れず、家庭を両立できるのも、こうした基本ルーチンと運営方針を決めているからです。

詳しくは、納品スキル・受注スキルに関する記事を書きました。 ⇒ こちら
こうした段取りやルール決めを得意としています。

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余談ですが、結婚も起業も、「世の中を見返すために起業した人」は上手くいきません。
社会的に認められないから独立したタイプは、自分の自己診断の能力値と社会の評価がバランスせず、満たされていないので、クライアントが自分の価値証明の道具にしか思えていないのです。

だから、なにか会社員時代や幼少期に恨みをもって、それを原動力に起業した人って顧客を大事にしないから売上が立たないし、受注したあとトラブルばかりを起こすので長く付き合っている顧客がいません。
一緒に組んでもうまくいかないことが多いです。

こういう人と１８年の頭に組んだことがあり、とても大変だったので、それについては「コンパスの狂った人」ということで新たに記事を書いてみたいと思います。

私にご興味をお持ちいただいたり、お仕事の内容を見てみたいという方は、こちらをご覧ください　→ 株式会社女子マネ

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話が仕事に脱線しましたが、

という点を、私が５年もの無益な婚活に終止符をうったキーポイントとしてご紹介して結びとさせて頂きたいと思います。

今回も長文を最後までお読み頂き、ありがとうございました！